・東京都知事選(7月7日投票)で注目を集めているのが、広島県安芸高田市の元市長、石丸真司氏(41)だ。ユーチューブやSNSでの投稿が人気だが、実際の街頭演説は有権者にどう受け止められたのか。雨の中、傘もささずに続いた選挙活動を追った。
■「すごい!」「わあ、本物だ!」
21日午後1時半すぎ、JR中野駅北口。「わぁ」「すごい、本物だ」。選挙カーの上に石丸氏が登場すると、2人組の学生がスマートフォンで写真を撮り始めた。雨の中、70~80人の観客が集まった。
石丸氏は「今の私の一番の強みは何だろう。経済と行政を知る力だと思っています。今回の知事選では、経済と行政の両方を知る初の知事を目指します。期待していただければと思います!」と語り、「東京を日本を牽引する経済都市、経済大国にすることを目指します。成長戦略で一番大切なのは教育への投資です」と付け加えた。
約10分間の演説で、同氏は「私自身はどの政党にも属していません。だからこそ、ここで東京の政治が変われば、日本の政治は必ず変わります。東京の未来、日本の未来は皆さんの手にかかっています。次の世代のために、このチャンスをつかみましょう!」と語り、大きな拍手が沸き起こった。
(わずかに)
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